地頭道とは

地頭道は「頭の使い方の探求・訓練」

合気道・柔道といった武道が「身体の使い方の探求・訓練」を元に心身の磨いていくのと同じように

地頭道は、「頭の使い方の探求・訓練」を行います。

武道が心や身体を鍛えるのと同じように、頭脳を鍛える文化だと考えてください。

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頭の使い方を身につけるとどうなるの?

地頭道では、「頭の良さ」を「日常の様々な場面に対応する能力」と捉えています。

頭の使い方を身につければ、場面ごとに対応する方法が分かるようになり、どんな場面でも適切に行動を取ることができるようになります。

  • 人が話している時は「その内容を素早く正確に理解する」
  • 問題が起きた時は「その問題を解決する方法を実行する」
  • 仕事が溜まっている時は「様々な手段を使い最速でタスクをこなしていく」

これらは無意識のうちにできる人がいる一方、いくら頑張ってもできない人がいます。

頭の良さに限らず、人間の営みの上手さは「素質」「技術」によって決まります。
スポーツをイメージしてみてもらうと分かりやすいかと思います。

「素質」がある人は努力をしなくても上手くできてしまいます。
ですが、いくら「素質」があっても「技術」のある選手に敗れることは多々あります。

それは「素質」と「技術」の両方で必要であるためです。

「頭の良さ」も同じです。
ですが、「頭の良さ」だけは不思議なことに、
頭の使い方の「技術」が確立されていません。
それどころか、「技術」の重要性に気が付いていない人が多いのが現状です。

遺伝的要素の大きそうな「足の速さ」ですら、
「技術」の重要性が理解されているのに。

そこで、頭の使い方の「技術」を体系化し、
鍛えることができるようにしたのが
「地頭道」です。

「自分はもともと頭が良くない」などと、「素質」を嘆くのは終わりにしましょう。
なぜなら、どんなに「素質」が無くても「技術」を磨くことで、
「素質」のある、いわゆる「頭が良い人」を圧倒することが可能なのですから。

「自分は頭が良いから」などと、「素質」をかさにしてふんぞり返るのは終わりにしましょう。
なぜなら、今後みんなの意識が変わり「技術」を磨く人が増えたら、
「素質」だけで勝負しているあなたは数十年後には「頭が悪い人」になる可能性すらあるのですから。

頭の使い方の「技術」とは

地頭道では、日常で使いやすい44種類の頭の使い方を「基礎意識」と呼んでいます。

この基礎意識を理解し、自由自在に発動することが地頭道における「技術」となります。

例えば、基礎意識は以下のようなものです。

  • 理解意識【イメージ化】:話を聞くときに、そのテキストをイメージに変換する
  • 思考意識【後】:これから未来に起きるであろう内容を想像する
  • 理解意識【欲求】:目の前の人が何を求めているのかを把握する

それぞれの基礎意識の発動の仕方は別に説明するとして、頭の使い方をかなり細かく分類していることが分かるでしょうか。

従来の、「思考力」「理解力」「問題解決力」「表現力」などといった、意味範囲の広い分け方では、トレーニングすることは非常に難しいです。

できる限り細かく分けることによってはじめて、一つ一つの頭の使い方を鍛えることができるのです。

門下生が選ぶ「最初に鍛えたい」基礎意識ランキング

思考意識【連想】

「考えるのが苦手」という方に特におすすめ!!
動画を見るだけで効果を感じることもできるので是非ご視聴ください。

理解意識【イメージ化】

思考意識【具体化】

「言語で理解する」だけでなく、「イメージで理解する」ことの大切さが分かり出すと、【具体化】の力の強さが分かってきます。